小テストから広がる世界

わが娘1は整理整頓が苦手なので、私が彼女のカバンを開けて必要なプリント等を取り出すことを嫌がらない。ときどき感謝すらされる。

ティーンエイジャー一歩手前なのに、こんなことでよいのだろうかと思いつつ、今日もまた彼女の塾のバッグをひっくり返すと、小テストの珍解答に出くわした。

 

~歴史漢字テスト

単純に、歴史関連語句を漢字にするだけのテストである。

田中角栄」「佐藤栄作」「環境庁」といった正答に混じり「関幸…」という、筆圧の弱い自信なさげな書きかけの誤答がある。せきこう?かんこう?せきゆき?

 

問いをみると「せきゆきき」

石油危機か。

ゆききって名前、変だな、と思って途中で書くのをやめたのだろうか。

 

~語彙力テスト

それぞれふさわしいものを選んで()に書き入れなさい、で選んだ結果が

「(カリスマ)の人事」と「(適材適所)的指導者」

逆なのだけれど意外としっくりくる。

適材適所的指導者にはちょっと会ってみたい。

カリスマの人事のほうは、なんとなく、あまり関わりたくないなと思う。